鉄腕アトムDVD
アストロボーイ・鉄腕アトム Vol.4

『鉄腕アトムにおけるスカンクの役割』
〜「アトムは完全ではないぜ。なぜなら、悪い心を持たねえからな」
アトム世界を代表する悪役であるスカンクの有名なそのセリフの通り、アトムは決して完全ではない。それを補うかのように、第15話「人工知能を守れ!」、第16話「闇のロボットハンター」 と、このDVDではスカンクの活躍が目立つ。
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その活躍は、いかにもスカンクが全ての物語構造上の悪を発生させているようにも思える。しかしその活動の根底にあるのは、実はスカンクの悪への欲求などではなく、アトム世界の人間たちが、アトムのような感情を持ったロボットに抱き続ける反感や疑心暗鬼であり、スカンクは、単にその人間とロボットの葛藤の中で生じる物語の中での罪を押しつけられただけに〜〜すぎない。そしてそのことにより、この世界で発生している両者の葛藤の根源が、はっきり見えなくなってしまっている。あるいは、ただの勧善懲悪モノであるかのように思ってしまう人だって、少なくはないはず。
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とはいえ、彼がその罪業を背負わなければ、人間として、我々(視聴者)自身の中にもあるその根源とでもいうべきものと、下手すれば正面から向き合わなければならなくなるというのも事実。もちろん、ロボット云々という意味だけでなく、この日常の中での我々の振るまいに還元されるような次元で。
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そういう意味で、スカンクとは、アストロボーイというこの作品を心健やかに見るための必要悪なのかもしれない。そう、この作品を支えるのは、アトムでもお茶の水博士でもなく、スカンクにほかならないのだ。〜
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