SF


SFの殿堂 遙かなる地平〈2〉 (ハヤカワ文庫SF)


『シリーズ物を読破しているマニアの方も、作品紹介は読まれたし』
 オムニバス作品の良いところは、目当ての作品以外を読む機会ができることで、新しい作家への入口のしきいを下げてくれることだ。SFに限らずシリーズものは初心者を寄せ付けないファンの思いれで固まっていたりするので(巻数が多い作品ではなおさら)、有名な作品であっても食わず嫌いになったりする例もあるだろう。
 6編のオムニバス作品を収める本書は、そんな高いしきいの向こうにあるシリーズものの世界をかいま見させてくれる。グィン、ブリン、シルヴァーバーグ作品に改めて感心してしまった。
 収録作品そのものも良いのだが、作品毎に用意されている作者によるシリーズの紹介が楽しい。内容や語り口が作者の個性を反映しているのだなと思うと、それがすごく嬉しいのである。シリーズ物を読破しているマニアの方にも、ここだけでも目を通して貰いたい。


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