ホラー


病の世紀 (角川ホラー文庫)


『純粋な悪意』
この作品はSFであり、ホラーであり、ミステリーでもある。
つまり、医学微生物学フィクションであり、内容が怖く、ここで呼ばれる「神」とは誰なのか?
という、色々な要素が絡み合う、エンターテインメント小説だ。

人体が発火するという、おどろおどろしい現象から始まり、様々な怪現象が続く。
それらの描写は、適度に怖いが、必要以上に猟奇的ではない。

最も怖いのは、この一連が企てられる理由だ。
こんな理由で、大量殺戮が計画されたという事に、ある種の皮肉が込められている。
それは、作品の最終部分で示されるが、かなり腹立たしい内容だ。

本書は、後味はあまり良くない。
「純粋な悪意」に対して、不快感を感じる。

しかし、発想と展開や、登場人物の個性などが面白い。
一刻も早く、先を読みたくなる。


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