ホラー
驚愕の曠野―自選ホラー傑作集〈2〉 (新潮文庫)

『まさに驚愕の作品集』
「驚愕の〜」は一度読んだだけではこの物語の全体像が判らずに錯乱したまま終わってしまうかも知れません。「訣界」で死んだものが来る世界が影二たちの住む「唆界」で、死んで魔物になるごとに「爛界」「披界」へと進んでいく、この世とあの世の織り成す重層的な物語です。冒頭、物語を子供たちに読んで聞かせているおねえさん達でさえ、物語の登場人物の「前世」であるのです。
書物を見つけた登場人物がその書物をめくり始めると次の物語が展開していきますが、最後の方では書物が風に飛ばされたためか、その紙片の表側と裏側(←それを表すようにほぼ同数の字数)が断片的に綴られていきます。そして最後の断片には物語を読んでいたおねえさんと子供たちが次の世へと旅立つ様が綴られています。
今週のオススメコミック
戻る
[PR]
占いで幸せに
Copyrightヨ2007
ケータイ漫画club
All rights reserved