ホラー


贈る物語 Terror みんな怖い話が大好き (光文社文庫)


『魅力いっぱいの水先案内文に導かれて・・・』
 本書の水先案内人を務める宮部みゆきさんの文章が、その作品のツボを押さえた上質の紹介文になっていたところが、まず魅力的でしたね。宮部さんが編集した『松本清張傑作短篇コレクション』の上中下巻の三冊での案内文も読みごたえがあったけれど、本書での司会進行ぶりも実に素晴らしかった。その底に、「こんなに怖くて面白いんだよ。おすすめしないじゃいられません」という気持ちがこもっているからでしょう。その物語を読む前からわくわくさせてくれる、魔法の呪文みたいな案内文が素敵でした。
収録された英米のホラー小説は、ジャンジャジャーーーン♪ 次の作品たちです。

◎W・W・ジェイコブズ「猿の手」 ◎H・R・ウェイクフィールド「幽霊(ゴースト)ハント」 ◎デイヴィッド・マレル「オレンジは苦悩、ブルーは狂気」 ◎フレデリック・マリヤット「人狼」 ◎ピーター・フレミング「獲物」 ◎リチャード・ミドルトン「羊飼いの息子」 ◎J・D・ベリスフォード「のど斬り農場」 ◎ジョー・R・ランズデール「デトロイトにゆかりのない車」 ロバート・L・フィッシュ「橋は別にして」 ◎オーガスト・ダーレス「淋しい場所」 ◎W・デ・ラ・メア「なぞ」 ◎フィリップ・K・ディック「変種第二号」 ◎シャーリー・ジャクスン「くじ」 ◎ジョイス・キャロル・オーツ「パラダイス・モーテルにて」

 生き生きとして親しみやすい紹介文に導かれて舞台に登場する作品たちも、心なしか誇らしげで、「いっちょ、怖がらせてくれるどっ」と張り切っているようにも見えました(笑)


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