劇画DVD
機動戦士ガンダム 第08MS小隊 Vol.01


『改めて見た感想』
 初めて見た時は結構楽しめましたが、久しぶりに見ると「アレ」と思うような描写が散見されました。まず明朗活発なシローが一癖も二癖もある小隊と簡単に打ち解けてしまうのが府に落ちません。この後も小隊内で衝突は起こりますが、実質的には2話のラストで丸く収まってしまいます。またシロー自体もいまいち性格を掴みにくいです。仲間を死なせたくないと言いながら、馬鹿にされたら深追いをしており、子供っぽい&好戦的にも見えてしまいます。他にもゲリラと短時間で信頼関係を築いたり、憎い敵側であるはずのアイナと協働したりといったように、心理描写がひどく雑に扱われている印象を受けます。キャラクターはそれぞれ個性的なので、相互の掛け合いはそれなりに楽しめるのですが、心理的な駆け引きとなると首をかしげたくなります。
 またこの作品は地上の現地部隊に焦点を当てていますが、少なくともこの巻ではその泥臭さが出ていません。密林やゲリラ、粗野な軍人たちといった素材はありますが、それらが調理されていないまま出されたという感じです。
加えて1?3話の作画の乱れがひどいです。MSはそれなりに力が入っていますが、キャラクターは場面ごとに表情や動きにばらつきがあります。TVシリーズならいざしらず、OVAでこのクオリティは許せません。



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