劇画DVD
機動新世紀ガンダムX 10

『「ガンダム」のスタンス』
放映当時、リアルタイムで見てた頃はまだ小学校低学年くらいで、本編で本質的に描いていることなんて理解できるはずも無く、ただただ「ガンダムシリーズ」だから見ていた。
でも、内容はそう覚えていないのに「X」が一番好きだった。リアルタイムで見てた最後のガンダムだったからだろうか。とにかく好きだった。
だから、レンタルビデオ店でこのDVDを見かけた時、自分でも不思議なくらい無意識に借りて、全話一気に観てしまった。
確かに、戦闘は地味で、出撃シーンは使いまわしで、色々と粗い作りではある。でも、それも10年近く前の作品なのだから目を瞑れる。
戦闘が地味なのは、「ニュータイプ」「サテライトキャノン」等、これまでどおりであるならば、戦闘において、アドバンテージとしてしか捉えられず、全ての人物が渇望してやまない物としてしか描かれない代物であるそれらを、この作品の味方サイドでは、「戦ってはならない者」「忌むべき物」として。敵サイドでは「戦争の道具」「絶対的な力」として描かれる。それらの相反する考えを持つ者達が衝突する中でニュータイプや、過去の産物たる兵器(=ガンダム)の必要性、存在意義を問うていくスタイルは観ていて斬新だった。
だからといって暗い話一辺倒なわけでは無く、ちゃんと主人公やその他面々の心の成長も描かれ、それらが作品の中での清涼剤にもなっている。
ガンダム=戦争もの これは別に間違ってはいない。ただ、本作は、戦争自体よりも、戦争に関わる者達の存在が大きくクローズアップされすぎているが為に視聴者の期待にそぐわないものとなってしまっているのもまた事実である。
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